テイザニストもろーの山歩き

山歩き歴50年、今は低山を中心に歩いています。

カテゴリ: 音楽関係

 今朝起きたら内田裕也の他界がyahooニュースに載っていた。
 なんか虚脱状態になってしまった。
 別に彼のファンじゃないのだけれどね。
 ひとつの時代、それは僕の時代でもあるかもしれない。
 それが終わったみたいでね。

 僕は若い時に内田裕也のステージを2回見ている。
 ひとつは「内田裕也とフラワーズ」、もうひとつには「内田裕也とフラワー
トラベリング・バンド」。
 前者のヴォーカルが麻生レミ、後者のヴォーカルがジョー山中。
 どちらも内田裕也は歌ってないんだよね。
  
 彼の歌うのって印象的なのはBlue Suede shose。
 これだけんなんだよ。

 でもそれでも彼の印象とか存在とかが凄く大きいの。
 ロックのあるところ彼がいるって感じかな。
 だから…
 彼がいなくなるのがとても寂しい。

  で彼の名曲ってこれだとおもう。

 ロック・ミュージックを愛するみなさん、彼の遺志を継いで「ロックン・ロール」って言い続けようね。

愛と平和をうったえたジョン・レノンの命日が
日本軍が真珠湾を攻撃した日と同じってのが
なんとも複雑な心境になるのですが…

ジョン・レノンのライブで一番好きなのがこれ。


アルバム「アビー・ロード」が発売されたときは
2曲目の「Something」の方が
ずっといいよね、っておもってたけど
このライブ映像でその考えを改め。

ああ、ジョン・レノンのライブを見たかった。

 Eaglesが国内ドームツアー、というニュースを見て友人に知らせようとしたらE-girlsだった。なんて笑い話を友人とLINEでやりとりをしてからそれほど経っていない今日、グレン・フライの他界を知った。
 これでもう2度とイーグルスのライブを見ることができなくなったのだなあ。

 イーグルスにはいろいろと思い出がある。

 カセット・テープを使うウォークマンが発売されたばかりのころ、山の大先輩にそれをもらってしまった。
 まあこの先輩はそっち方面の人だから無償でもらうことは驚くこともなかったが、それを渡すときに「山で使っちゃダメだよ」と釘を刺されてしまった。
 なにしろ安曇野節かなんかが山の愛唱歌だった世代の人だったから、僕のようにビートルズを口ずさみながら歩く奴なんて危ないとおもったのだろう。
 しかし持って行った。

 ただそれは歩きながら聞くのじゃなくって夜、ひとりテントで聴くためだった。
 そこで持って行ったカセットがイーグルスのベスト・ヒット・アルバム。
 ところがこの日の鹿島槍はほぼ一晩中と思えるほどにずっと強い雨と雷鳴が続き、ああ、もうこりゃ死ぬな、と覚悟したぐらい。
 翌朝、ガスったおかげでブロッケンを見て、雲間に見え隠れする剣岳も見て、でももうぐったりしてテントをたたんで下山開始。
 せっかく持ってきたのにとおもって禁を破ってウォークマンでイーグルスを聞きながら歩いてしまった。
 そしてあれは爺ヶ岳付近だったろうか。
 やっと雲が切れて明るくなってきて、白い雲と青い空と緑の尾根と、そしてイワツバメたちが舞うように飛んで。
 そこでウォークマンから流れていたのが「take it easy」だった


 それはそれは素晴らしいシチュエイションで、そのときの景色は今でもハッキリと思い出すことが出来る。
 ただあまりにも調子に乗り過ぎてボリュームを上げ過ぎてしまった。
 音漏れがしたのだろう。
 周囲の冷たい視線を感じて気が付いた。
 反省してそれ以来はもう持って行くことはない。
 これがイーグルス最大の思い出。

 他にはカリフォルニアのサンタバーバラに行ったときに「ホテル・カリフォルニアのジャケットみたいな景色だ」なんてことを言ってしまったこと。
 武道館での初来日コンサート、あまりにも音が好くて、そして技術力も高くって、レコードを聴いているのとあまり変わらなかったこと。
 もっとジョー・ウォルシュが暴れるのかと思った。
 勤務先の近所の喫茶店にイーグルスの大きなポスターが貼ってあって、仕事上のつらいことなどが随分と慰められたこと。
 まだまだいろいろとたくさんの思い出あるけれど、やはりあの尾根で聴いた「take is easy」が最高だ。
 あのときのことを思い出し、そしてグレン・フライの他界を思い合わせると泣けてくる。

忘年会で差し上げたCDの音源についてです。

使用しているのは「ディスク・オルゴール」です。
1886年にドイツで最初の1台が作られ、
レコードの性能が飛躍的進歩を遂げた1920年代まで、
音楽メディアのひとつとして活躍しました。
製造した国はドイツ、スイス、アメリカです。

では具体的にどういうものかと言うと…
演奏の姿はこちら。

金属製(鋼鉄製)の円盤が回転しています。
この円盤=ディスクを交換していろいろな曲が聴けるのです。

で、CDの音源のオルゴールの音源がこちら

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英語ではComb、訳して櫛歯、メーカーは発音体などと言っています。
これは現在の一般的な小さなオルゴールですが櫛歯を使っていることは
今も昔も変わりません。

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櫛歯=オルゴールと考えても好いでしょう。

さてではCDにはどんなオルゴールが使われているかといいますと

1曲目 牧人羊を
ポリフォン6G 1895年 ドイツ製 ポリフォン社
H:237cm W:94cm D:54cm ディスク直径22-1/2インチ
櫛歯の他に16個のベルが取り付けられています。
華やかな演奏が特徴です。

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2曲目 こどもたちよさあおいで
ミラ・コンソール 1905年 スイス製 メルモ・フレール社
H:106cm W:74cm D:58cm ディスク直径18-1/2インチ
レコードの抬頭に危機感を持った名門メルモ・フレール社が
社運をかけて開発した傑作オルゴール。
深い低音が特徴です。

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3曲目 わが愛する人
4曲目 カノン
レジーナフォン・ライオン 1910年 アメリカ製 レジーナ社
H:129cm W:59cm D:51cm ディスク直径15-1/2インチ
蓄音機を搭載しレコードも聴ける兼用機。
中央の蓄音機用ホーンはオルゴールでは低音用。
ライオンの木彫が施され、レジーナ社のオルゴールでは
もっとも美しい形と言われています。

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5曲目 聖しこの夜
ポリフォン・ツイン・ディスク 1999年 イギリス製 
レスター・ジョーンズ作
H:270cm W85cm D:69cm ディスク直径24-1/2インチ
ドイツのポリフォン社が1890年に製造した105型を
イングランドのレスター・ジョーンズが復元したものです。
2枚のディスクを使うことでトレモロ音が際立ちます。

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6曲目 1年最後の時間
シンフォニオン・エロイカ 1900年 ドイツ製 シンフォニオン社
H:285cm W:65cm D:40cm ディスク直径14インチ
3枚のディスクを合奏させて演奏表現力を高めた
シンフォニオン社の傑作機です。
ディスクは上から主に高音・中音・低音を受け持っています。

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これらのオルゴールは山形県天童市に2010年まであった
旧天童オルゴール博物館の所蔵品です。
録音は15年前の2000年。
5.1チャンネルDVDオーディオ用に制作され、
それをステレオ用に落としたものです。
録音は現地で行われ、プロデューサー、録音技術者によれば
博物館内で聴いたときと同じように再現できるように、とのことでした。
ちなみに私はディレクターとして制作に参加しています。

オルゴールの具体的な大きさはこちらの写真が分かりやすいでしょう。

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ところで5.1チャンネルDVDオーディオは当時は容量の問題で
映像は動画でなくて静止画です。
15年間でオーディオも映像機器もこんなに変わるとは。
以上オルゴールの説明でした。
さらに詳しくお知りになりたい方はこちらへどうぞ。


2013年、ポールも自分もこれが最後だろうと足を運んだ、
東京ドームのポールのコンサート。
そしたら2014年にすぐに来て、しかもその会場が国立競技場だという。
このスタジアムの最後だし野外ということで、
またまたチケットを購入したらなんと中止。
ポールのコンサートでのチケット払い戻しは、
初来日のときとこのときと2回目だ。
ポールは日本を舐めているのだろうか。
もうコリゴリのぷんぷんですよ。

 だったはずだが1月30日(だったっけかな)に
来日コンサートが発表されると報道に煽られて、
チケットぴあからS席の先行予約販売のお知らせも届いた結果、
他愛なく予約してしまった。

なにしろ第一次先行販売だからなあ、アリーナの好い席だったらいいな
なんて期待していたのだけれど、
受け取ったチケットはアリーナでも1階でもなくまさかの2階席。
ええーっ!
S席ですよね、A席の間違いじゃないですよね、
東京ドームですよね、武道館じゃないですよね。

またチケットぴあにやられてしまった。
中止になった昨年の国立もやはり先行販売とやらで予約したら
バックスタンドの上方だった。
またですかあ?

とりあえず2015のポール・マッカートニーの
東京ドームの自分の席から見た景色。
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2013年はあの真ん中あたりにいたのにね。
でも高い(位置がね)ところからだと俯瞰できていいやね。

なんてぶつくさ言っていたらいよいよコンサートの開始時間に。
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ポールが出てきて「マジカル・ミステリー・ツアー」を始めたら
これまでのいろいろな不満も吹っ飛んで
すっかり楽しんじゃってやっぱりポール(ビートルズ)はいいやねえ、
なんてなっちゃうからまたまた他愛ない。

わーいわーいとやっているうちに「ゴールデン・スランバー」から
「ジ・エンド」のメドレーでコンサート終了。
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ライティングが前回よりも
よりいっそうアクティブでありファンタジックになったのと
セットリストに一部新しいところはあったものの
進行も演出もいつもどおりだったけれど、
だからこそ「よかったよかった」かな。

でも後出しで発表された武道館のコンサートが今日だとおもうと
心境は複雑です。
とりあえずサッカーの試合も含めて、
もうチケットぴあの先行予約は申し込まないぞーっだ。

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