アカヤシオの花を観賞すべく奥武蔵の蕨山へ。
さわらびの湯に車を置かせていただいてバスで名郷へ。
午前7時30分現在で駐車場の区画部分はすでに満車だった。
満員の登山客を乗せたバスは7時51分にさわらびの湯発。
ここまで乗せて来た客を下ろしてここでまた乗せて・・・
8時5分名郷着。
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名郷を8時8分出発、すぐに橋を渡る。
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20分程林道を歩いて山道に入るとすぐに急登。
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登り始めはキッツいと思うが30分程で尾根に出る。
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尾根出てしまえば後は軽い登下降があるだけだ。
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ただしいくつかの岩状突起を越えねばならな
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とアカヤシオが姿を現した。
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しかしもう半分程が散ってしまっていた。
少しがっかりしたがこの辺りからの鳥首峠方面の景色が好い。
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天気が好いし奥武蔵の春が感じられればそれが嬉しい。
と思ったらタワワに花を付けたアカヤシオが出現。
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おお、おお、だ。
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こちらは妻坂峠と武川岳。
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しかし山の展望よりも次から次へと出現するアカヤシオに目を奪われる。
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自分と前後して登っていた登山者から「ヤバいよヤバいよ」という声が上がる。
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青空なのがまた好い。
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この岩道付近がイワウチワの群生地。
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が今年はそこら中に花があるといった状態ではなかった。
ただしまとまって咲いていた。
けれどもその多くが人の近づきを許さないような崖っぷちだった。
スマホカメラではこの辺が限界だった。
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イワウチワの群生地を過ぎてからもアカヤシオが続いた。
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登山道の下の方に咲いていたりするのが悔しい。
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蕨山が見えて来るところでいったんアカヤシオが途切れる。
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そして直下の登り。
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そして山頂へ。
10時13分着。
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実際の山頂は少し有間山方面に行ったところにある。
そして山頂標のある場所は「展望台」になっている。
がしかし山頂は絶対にここなのだ。
記号上の山頂なんぞよりも昔から山頂と言われていたここが正しい。
そして45年前、この「山頂」付近はススキヶ原であって素晴らしい見晴らしだったのだ。
今の景色からはとても信じられないがそうだったのだ。
45年という年月は山頂の景色も変えてしまうのだった。
それはともかく山頂付近にもアカヤシオ。
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ただ贅沢なことに段々飽きてきて撮影しなくなってしまった。
ここでは伊豆ヶ岳とその後ろの「奥武蔵高原」を望見。
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10分ほどの休憩で10時22分にさわらびの湯に向けて出発。
ここから先はアカヤシオとミツバツツジの混在する景色。
ただしもったいないので先を急ぐ。
そして大ヨケの頭着11時18分。
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この辺りのアカヤシオはほぼ終了。
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しかしここから小ヨケの頭まではミツバツツジ。
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もちろん愛鷹山などには比べるべくもない。
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向こうがJ1ならこちらはJ2もしくはJ3かもしれない。
でも下位リーグには上位にない面白さがある。
それが奥武蔵の好さだとおもう。
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この奥武蔵の春のパッチワークのような景色が好きだ。
棒ノ折の山腹。
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この景色を眺めるに最適な場所があってそこで大休止を取ろうと予定していた。
ところがそこにはしっかりと先客がいたのだった。
まあ知ってる人なら休みたくなる場所だから仕方ないよね。
ということでそこでの休憩は諦めてその先で休んだ。
しかしその場所もミツバツツジに囲まれてまずまずだった。
そして金毘羅尾根の由来ともなっている金毘羅神社「跡」。
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ここまで来るとアカヤシオともミツバツツジともお別れだ。
ただしこの先にスミレの絨毯があるのだ・・・とおもいきやそれがなかった。
でも忘れないでねとスミレ。
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この花はなにかな。
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下って行くとヤマブキ。
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そしてシャガ。
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ゴールのさわらびの湯には12時50分着。
駐車場は区画以外にも車がびっしりだった。
それどころか道路もいわゆる路上駐車で埋まっていた。
棒ノ折方面の人気にびっくり。
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でもこちらは蕨山でゆっくりのんびりのお花鑑賞が出来てほんとに好かった。
しかももしかしたら遅いかなとおもっていたアカヤシオが満々開だった。
花だけを楽しむならもっと凄いところがあるのを知っている。
景色だった好い山はいっぱいある。
でもやっぱり奥武蔵の春が何とも言えず好きだ。
今日蕨山に登れてほんとに好かった、好かった。