八紘嶺山歩きの翌日、ひらさんのリクエストで箱根の金時山・明神岳を縦走。
金時山から一挙に箱根湯本まで陥れる案もあったけれど18km・9時間は僕には腰の状態を考えるとチョッと難しいので明星ヶ岳まで歩く計画にしました。
昨年は公時神社をスタートして、ただし金時山の分岐で矢倉峠へ下りそれから明神岳へと向かって宮城野へ下山。
お昼にはバス停に着いたのでまあ明星ヶ岳までぐらいならどうということはないだろうと考えたわけです。
ごいっしょしたのはひらさん、NOBUさん、Tanmaさんです。
みなさんとブログ。
Tanmaさん
手を振るひらさんとTanmaさん。
どんどん車が入ってきてもう満車間近。
6時20分、公時神社に敬意を表してお参りからの登山開始。
金太郎に因んだ岩があちこちに散見できます。
花の撮影に余念のないひらさん。
今日の衣裳はブルー・インパルス。
金時山直下をひらりひらりと登って行くひらさん。
山頂着8時丁度。
昨日は西から見た富士山を今日は南東から見ます。
コイワザクラを探しに行ったりこんなことして遊んだり。
天下の秀峰に申し訳ないかな。
昨日に続いて天気が素晴らしく、さらに標高も昨日の八紘嶺より700mも低いので気温も高く、なんだか知らないけれど金時山山頂ですでに水をごくごく飲みました。
山頂発8時35分(かな?)
下って行くと今日これから向かう気持ちよさそうな道が望見できます。
茶店のある矢倉峠には9時13分着。
もうこのときすでにかき氷なんて言葉が出ていたのでした。
明神への尾根道から振り返ると金時山の姿が誠によろしい。
気持ちの好い景色。
がしかし、景色に恵まれるということは遮るものもなく日光が降り注いで暑い!
しかもこの登りがなかなかキツイ。
木陰がどんなにかありがたかったことか。
火打石岳という、昔ほんとに火打石を採取していたという山で休憩。
なんだか今日はやたらと水分を飲んでしまう。
壁のような明神岳まではまだまだ遠く感じる。
しかし頑張って肩まで登る。
振り返れば富士山と金時山の好い景色。
金時山から縦走路。
金時山が遠くなった。
明神岳には12時15分着。
ここでみなさん水不足だということに気が付く。
自分がこの日持っていた水は1.2ℓ。
夏場なら2ℓ持っているのにだ。
季節の変わり目というのは水の分量が難しい。
夏場に2ℓの水を持つとそれが習慣になって冬でもその量を持って行って半分余らして帰ることになる。
それに気づいて水の量を減らしていると今度はそれが習慣になって気温が上がっても冬の量しか持たなくなってしまう。
特にこの日は各地で初夏どころか平年よりも気温が10度も高い真夏日のところが続出していたのに冬の水量しか持っていなかった。
これでは明星ヶ岳経由で下山したら水が持たない、ということで今日は明神ヶ岳で宮城野へ下山することにしました。
後から考えると熱中症の恐れもあったのですね。
明星ヶ岳への道も気持ちよさそうだが今日は暑いのだろうなあ。
みなさん下山したらコンビニで「かき氷だ」「コーラだ」と呟きながら歩きます。
山頂から1時間半、宮城野の街に入ってきたら自販機発見。
みなさんコンビニまで待たずに飲料を買い求めます。
それを飲んだときの蘇生したようなみなさんのお顔が忘れられません。
宮城野営業所前バス停に14時45分着。
Tanmaさんが事前に情報を持っていて、53分にアウトレット行きのバスが来ると言う。
湖尻方面のバスは頻繁に来るけれど、その代わり公時神社に戻るには仙石原から歩かなければならない。
しかし1時間に1本か2本のこのバスだと公時神社前まで行ってくれるのだ。
全くうまい時間に下山できたのでした。
この季節外れの暑さには参りましたが好い景色に恵まれてよかったよかった。
箱根の山は富士山見えなきゃ魅力半減ですから。
しかし例年になく気温の高い日が続いていて、いろんな花が早く咲いちゃって、今年は一体この先どうなっちゃうんでしょう。