6月から月1回訪問している河口湖。
10月は24日の土曜日に。
当初はどこか近場で尚且つ紅葉の綺麗な山へ、と物色していたけれど結局河口湖周辺の山へ行くことになりました。
しかも今週は臀部から太ももの裏側にかけて座骨神経痛のような違和感があって、(自分にとって)あまりハードな山歩きは避けたい気持ちだった。
そうすると御坂山塊の黒岳往復ぐらいになってしまった。
御坂トンネル入口からのピストンだから、途中で益々の違和感が生じたら下り来ればいいと思ったからです。
6時45分に御坂トンネル入口着。
6時50分にはまずは御坂峠に向けて出発。
登山口と思われる道は草ぼうぼうで最初チョッと逡巡する。
が道はここしかないので歩き始めると林道のようなしっかりした道になった。
歩き始めは植林の中の道。
やがてジグザグの九十九折れの登り道に。
地図で見たとき御坂峠に向かう道が鋸の歯のようにギザギザになっていて「こ、これは」だったのですが、まさしく「これ」だったのですね。
そして「峠道文化の森」の入口に。
ここまで「御坂峠へ」という標識がひとつもなかったのですが「峠道」ということはこの道を行けば峠に着くということになります(よね)。
その先も九十九折れの道は続きます。
まあここは元々登山道でなくって旅人が利用した道なのだから仕方ないですね。
でも植林帯を抜けて徐々に紅葉の木々が目立つようになりました。
8時8分、駐車場から約1時間15分で御坂峠。
ここは前回御坂山から下ってきてとりあえず峠にタッチして戻ったことろで、一応ここまではつながっていて、あのときここまで来ててよかったなとおもう。
ここから先は尾根道です。
峠の反対側から登ってくる人もました。
天下茶屋から御坂峠まで、ほとんど景色がなかったので今回も期待していなかったけれど、葉が落ちているので思いの外景色がありました。
秩父が雲の向こうに浮かんでいたし、振り返れば三ッ峠の姿がけっこう立派です。
尾根道を歩いていると眼前に黒岳のけっこう大きな山容が。
御坂山同様に黒岳も尾根の突起程度の山で、チョイチョイで着いてしまうだろうなんて予測していたけれど意外にも登りがきつそうです。
ただ今のところ座骨神経痛のような違和感はそれほどは問題なく、まあ山道だったら大丈夫なんだろうなあ。
しかも木間から富士山が見えて励まされる。
美しい紅葉はシロヤシオだろうか。
そして最後の急登。
登り切って頂上。
9時2分、御坂峠から55分、トンネル入口駐車場からは約2時間15分だった。
しかしいろいろな情報にあるとおり頂上からは全く展望がない。
しかしここから5分のところに「展望台」の標識あり。
尾根を南方向に進んで行くと、おお、正面に富士山、眼下に河口湖が。
尾根の向こうは節刀ヶ岳方面だろうか。
今日はここまで御坂峠から登ってきた人ひとりだけにしか会っていませんでした。
しかし展望台には先客がひとり、そしてすぐにふたり組が到着。
15分休んで9時20分こちらは下山へ。
御坂峠には頂上から45分程で到着。
どうも御坂山の方が紅葉が綺麗な気がしてしまいます。
となりの家に芝生は青く、隣の山の紅葉は見事なのでしょうか。
ただし往路ではまだ陽が充分にあたっていなかった紅葉(黄葉)が今度は陽に輝いていました。
九十九折れをどんどん下って11時3分、峠から1時間、山頂から約1時間45分でした。
往路2時間15分、復路1時間45分、合計で4時間でした。
さて今日は「用事のついで」に山を登ったので用事のために河口湖へ。
すると河口湖オルゴールの森周辺が見事な紅葉に。
う~む、山の上よりも紅葉が綺麗だと少しがっかりという気がしないでもありません。でもまあ周辺を散歩して紅葉を楽しみました。
さあ来週末は秩父へ。
楽しみな山歩きが待ってます。