御殿場市の秩父宮記念公園に行ってきました。
秩父宮というとラグビー場が有名ですが自分にとっては「山の宮様」です。
大好きな秩父の名前を冠してして、秩父の霧藻が峰にはレリーフも嵌め込まれています。
マッターホルン登頂者であり、また日本の北アルプスにも足跡を残しています。
大戦前の上高地のガイドたちへのインタビューでその様子がうかがわれます。
その記念公園が何度も行っている御殿場にあるなんて、NOBUさんのブログで教えられるまでちっとも知りませんでした。
それで梅雨の晴れ間に行ってきました。
そしたらなんと無料開放日。
入るとすぐによく手入れされた杉林に。
その季節なのでいろいろな紫陽花が咲いていました。
自分はガクアジサイが最も好きです。
このガクアジサイのガクは岳だとおもっていたときがありました。
山の中で見かけるというイメージがあったからです。
こんなユリがあるなんてちっとも知りませんでした。
マリアッチというのだそうです。
園内はマリーゴールドが見頃でしたがこんな不思議な植物もありました。
花とか植物に造詣の深い人ですと次々といろいろな花を見つけてアップするのでしょうけれど、自分は酒屋に入って土佐鶴だの真澄だのは発見できてもどうも花や植物には弱い。
文章から教養を感じさせるためには植物への造詣が大切だ、という文を読んだことがあるのですがどうもダメです。
さて秩父宮の銅像です。
登山姿です。
登山をしていたのは大戦前のことですがしかしこの格好、昭和50年代まで続いていました。
ニッカ―・ポッカというのは登山スタイルの定番だった。
それが変化して行ったのはウエスト・コーストやらバック・パッカーやら、アメリカからのファッションが入ってきたからでしょうか。
自分の場合は尾瀬の燧岳での経験で、けっこう早いうちにニッカ―をやめていました。
植物の公園に行って登山の服装について考えることに。
やっぱり「山の宮様」の公園でした。