岡崎と本田が得点し、2-0で日本代表の勝利。
ハリルホジッチの初戦であるチュニジア戦が好い結果に終わり、
やれやれとおもっていたところに仕事関係から電話あり。
「明日の約束は中止にしてくれ、急用できた」と。
ええーっ!
今週は土曜日は仕事、日曜日は雨、ということで、
本格的な春がやってきたという週末だったが
山歩きは端からあきらめていたのだ。
そこにふってわいたような時間の空き、
それではどこかへ行くかとおもったけれど、なーんの準備もしていない。
とりあえず明朝考えるかということで寝てしまった。
そしてあくる朝。
早起きすれば、という条件だったのに起きたのは6時半。
これから準備して出発してコンビニ寄って、
なんて、どこへ行くにしろ益々遅くなって渋滞にはまって…。
こりゃ近場に行くしかないな。
そうだ先日入口がわからなくって見送った高松山にいしよう。
ここなら歩程が短いので準備もしなくてもいいぐらいだ。
ということで家を出て246号を進み、
今回は落ち着いて「高松山入口」から尺里川沿いの道に入ることができた。
最初は菜の花の咲くのどかな里道を行くがすぐに林道へ。
細い道路のヘアピンカーブの続く道。
高度を上げてどんどん山の中に進んで行く、とおもいきや
なんかフツーに商業車や自家用車とすれ違うのだ。
どうも山行きの林道とは異なるようだ。
そして眼下に山北の集落が見下ろすほどに高くなったとき、
なんと人家が現れてけっこう大きな集落に出てしまった。
で尺里峠はどこか。
ここまで通って来たところで「峠」らしいところはなかった。
この集落が峠のような位置だった。
しかしネットのブログで確認したような駐車場はない。
もう1度そのブログを開いてみたがよくわからない。
それで山歩き用の道標にしたがって「高松山方面」に入ってみた。
そしてそのまま進んだら峠らしきところへ。
「大六天」というところで実はこれが尺里峠だった。
やっとたどり着いたという気がして、
なんだか今日の目的が山歩きじゃなくって駐車場到達みたいだった。
しかしまあそれでも山歩きだからと靴を履きかえて歩きだす。
山への入口。
頂上まではガイドブックが45分、峠の標識では50分、
そしてネットのブログでは往復1時間なんて書いてある。
自分は最も遅い標識の50分を目安にする。
山道は尾根に沿っていて少し歩くと「富士見台」。
西武池袋線の駅名のようだ。
と「桜台」が出てきて益々とおもったら「桜平」だった。
この道は「虫沢古道」というらしい。
その言われはよくわからない。
道は相変わらず尾根道で里山公園でも歩いているようだ。
ウグイスの声などが聞こえてくる。
この道を「守る会」の標識。
山道を整備しているのだろうか。
なぜかミツマタが咲いていて、その周辺はミツマタだらけだった。
この辺の集落に和紙を漉く技術でも伝承しているのか。
緩やかな尾根道を労せず歩いた最後に登りが。
とはいえすぐに頂上着。
9時から歩き出してガイドブックのコースタイム通りの45分だった。
そして頂上はピクニックに好適な広い草地。
シダンゴ山も矢倉岳もそうだった。
何かこの周辺の自治体がそうしているのだろうか。
そして景色も富士山。
山北の町と箱根の山々。
そして足柄平野と相模湾。
一応頂上での儀式も。
しかしそれにしても登り45分じゃ下りは35分ぐらいで行ってしまいそうだ。
ネットにあったように足の速い人なら1時間で往復してしまう。
これじゃあんまりだとおもっていたらビリ堂というところまで20分とある。
ガイドブックではそこから頂上まで30分らしい。
往復で50分。
ビリ堂がなんだかわからぬが行ってみっかあとおもった。
で、しばらく下ったらその道ははるか下まで続いている。
先日の沼津アルプスの登り下りを思い出してしまい、
やっぱやーめたで再び頂上へ。
そして下って30分で駐車場へ。
登りが45分、休憩15分、寄り道の下りが45分。
おお、これはサッカーの試合ではないか。
あまりの短さに山歩きといえるのか。
忸怩たるものを感じてしまう。
ヤマレコの記録者は尺里峠から一度自動車道路をずーっと下って、
山北駅からの登山道入口に出て、そこから登りだしている。
あの舗装道路をよく歩いたものだと感心してしまう。
NOBUさんはシダンゴ山から歩いたそうだが、
そのぐらいして楽しめる山なんだろう。
それにしても、春が来た今日、奥武蔵なんか歩きたかった。
春の早い奥武蔵の山々。
カタクリの花が咲いているんじゃないだろうか。
しかし天気予報には来週は雨のマークがついている。
今日の日曜日も雨である、
はずだったけれど今のところ晴れている。
なら今日になんか予定立てりゃよかった。
とりあえず今日はお花見に行こう、雨が降る前に。