テイザニストもろーの山歩き

山歩き歴50年、今は低山を中心に歩いています。

2014年01月

友人宅でバーボンソーダを飲んでいたら
フライド・ビスケットが出てきた。
ちょっとナビスコ・リッツに似た味だたけれど、いやいや
生地にも塩にも滋味がたっぷりと利いていて、やたらうまい。
ミレー・ビスケットだというからフランス製かとおもった。
ところが袋を持って来てもらったら堂々と日本語が書いてある。
「まじめなおかし」というサブ・タイトルまで付いている。
 
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どこをもってして「まじめ」なのかわからないけれど、
ひとつひとつの大きさもちょうど良くって
バーボン・グラス片手につまむのに適していてうれしくなる。
もちろん「おかし」というからにはアルコールといっしょに
食べるものかどうかはわからない。
こんな優れたお菓子をいったいどこで作っているのかと
スペックを見たら四国の高知だった。
 
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四国にでも行ったのかと問うたら
近所のスーパー(東京都・文京区)で買ったの由。
いやはや首都圏外の各地でもいろいろなものを作って
そして流通させているものだと感心した次第。
あるいは東京のスーパーが意欲的にMDしているのだろうか。
 
いずれにしても気の利いた名前の「おかし」だ。
一袋もらってきたが袋を切るのが惜しい、でも食べたい。
う~ん、立春にでも食べよかな。

 久しぶりに箱根駅伝を見物に行く。
 正しくは「東京箱根間往復大学駅伝競走」。
 コースのほとんどが神奈川県内だ。
 東京にいた頃も関心がなかったわけではないけれど、神奈川県に転居してきたらすぐ傍を走るというので見に行ったらおもしろかった。
 選手の走るスピードがおもった以上に早かったからだ。
 でも関心を持ち始めると沿道に行くよりも、テレビで観ていた方が全体がわかり易いのだ。
 それで沿道から遠ざかるようになったのだけれど、今回は散歩がてらに見に行ってしまった。
 
 
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 結果、やっぱりテレビで見てりゃよかった。
 物珍しかった頃から比べると、ただ走ってるの見てるだけじゃん、という気持ちになる。
 それに自分の出身校は、以前は優勝争いに絡むような好い位置だったのにここ数年はさっぱりで、昨年はついにシード落ち。
 今年は予選会からの出場で、それをぎりぎりでの通過。
 この日の本大会でもまったくふるわず・・・
 
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 今年は出場校が多い上に、先頭とラストとの時間差が開いたためか最終ランナーがなかなかやってこない。
 寒いこともあって途中で帰ってきた。
 結果は東洋大学が往路優勝。
 自分にも少し縁のある大学なので、自分の出身校を除く他の大学が優勝するよりはよかった。

 今年もヤビツ峠から大山を目指す。
 夜道をゆっくりのんびり歩いて1時間15分、 阿夫利神社の下社からの道と合流。
 ヤビツ峠からの道は裏道だとすれば、こちらは本筋だからさすがに人が多い。
 ランプの光が続々と登ってくる。
 
 ゆっくり登ったのにまだ日の出までは時間があるようだった。
 それにしても寒い。
 風が強くて耳がちん切れそうだった。
 黎明の神奈川、そして千葉。
 
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 それにしても何だか年毎に人が増えているような気がする。
 テントもあちこちに張られている。
 日の出を拝む、好い場所の確保が中々難しい。
 
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 やがて雲の向うから2014年の初日の出。
 
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 今年は久しぶりにはっきりとした日の出だった。
 ただ地表付近の気温は高いのだろうか、都市部が霞がかかったように全体がぼやけた景色だった。
 
 日の出が終れば今度は初富士へ。
 大山の頂上付近は日陰などではけっこうしっかりと雪が残っていた。
 
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 大山でこれだから丹沢本峰ではさらに積雪しているのだろう。
 
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 初日の出、初富士、そして初詣までできるのが大山の素敵なところ。
 阿夫利神社の奥の院に参拝。
 それにしてもここもこんなに人が多かったっけ。
 
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 ヤビツ峠に戻ると未明には凍り付いていた駐車場や道路の雪が融けだしていた。
 やはり気温が高いのだろうか。
 でもそのおかげなのか、里には柔らかい新春の光が降り注いでいたのだった。

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