友人宅でバーボンソーダを飲んでいたら
フライド・ビスケットが出てきた。
ちょっとナビスコ・リッツに似た味だたけれど、いやいや
生地にも塩にも滋味がたっぷりと利いていて、やたらうまい。
ミレー・ビスケットだというからフランス製かとおもった。
ところが袋を持って来てもらったら堂々と日本語が書いてある。
「まじめなおかし」というサブ・タイトルまで付いている。
どこをもってして「まじめ」なのかわからないけれど、
ひとつひとつの大きさもちょうど良くって
バーボン・グラス片手につまむのに適していてうれしくなる。
もちろん「おかし」というからにはアルコールといっしょに
食べるものかどうかはわからない。
こんな優れたお菓子をいったいどこで作っているのかと
スペックを見たら四国の高知だった。
四国にでも行ったのかと問うたら
近所のスーパー(東京都・文京区)で買ったの由。
いやはや首都圏外の各地でもいろいろなものを作って
そして流通させているものだと感心した次第。
あるいは東京のスーパーが意欲的にMDしているのだろうか。
いずれにしても気の利いた名前の「おかし」だ。
一袋もらってきたが袋を切るのが惜しい、でも食べたい。
う~ん、立春にでも食べよかな。