浦和のリーグ優勝なんてあきらめていた。
今季の優勝は横浜だと自分を納得させていた。
久しぶりの横浜優勝も悪くないよね、なんて・・・
ところがだ、新潟が頑張ってくれて横浜を0点に抑え、そのうえ2点も取ったのだ。
横浜の優勝を阻止してくれたのだ。
それなのにそれなのに、ああ・・・
浦和はアウェイとはいえ無様にも鳥栖の前に1-4で敗れてしまった。
ああ情けない。
これまで何度首位に立つチャンスがあっただろう。
勝っていたはずの試合をいくつ落としただろう。
浦和は「ここ」という試合を全部落としているのだ。
こんなチームが優勝できるわけがない、とずっと前からわかっていたことだ。
だからもうあきらめていたんだけれど、しかしそれでもわずかながらの、天に針で孔をあけたぐらいの小ささだけれど、横浜が負けて浦和が勝って首位に立つ、というシナリオに期待をしていたのだ。
そしてそのわずかな期待のうち横浜が敗れるという期待は現実のものとなったのに・・・浦和のばかーっ!
どこまでも裏切ってくれるのだなほんとに。
大体ミシャはサッカーを形而上的に考えているんじゃないのか。
まあそれは指導者の主張だから仕方ないとしても、しかしチャンピオン・スポーツとしてそれでいいのか。
特に日本のファンはまだ成熟していないから、好い試合を見せてくれるより勝つ試合が見たいのだ。
それなのにミシャはリーグ・カップの決勝戦でもそうだけれど、勝つための策を弄しているようにはおもえないのだ。
とにかく、失点の多さが策のなさを表しているのではなのか。
策があれば失点は防げるのだから。
自分の哲学を貫くのは悪いことではない。
ただそれに「勝利」が伴っていなければファンは悲しいばかりだ。
もうほんとに来シーズンはあのザルのデイフェンスをなんとかしてくれ。
そうでなければ、ミシャの指導者としての能力を疑わざるを得ないだろう。
あ~あ、浦和が鳥栖に勝って、にも関わらず横浜も新潟に勝って優勝、だったらどんなにかよかったろう。
優勝どころかACLの出場権さえ危うくなってきた。
もうほんとにほんとに、浦和のばかーっ!!!!