5月21日
金環日食は是非見たかった。
仕事の関係で金環の時間には東京駅付近にいることがわかったので、皇居前広場で見ることにした。
6時半に行くと、すで日食用グラスで空を見上げている人たちがいた。
薄日が差したり、黒い雲が空を蔽ったりのヤキモキさせる空の様子だったけれど、雲間から見る太陽は部分日食が始まっていた。
テキトーにカメラを向けてシャッターを押したら、雲を透かして三日月のような部分日食の太陽が写っていた。
金環の時間は雲とその隙間と入り組んでハラハラだったけれど、金環の瞬間はわからなかったものの、雲間からはっきりと金環を見ることができた。
しかも薄い雲がかかると裸眼でもその太陽の輪を見ることが出来た。
カメラを向けたがこれは写らなかった。
金環が終って東京駅へと向かったら、皇居前広場はもちろん、丸の内も日食観察の人がたくさんいた。
5月23日
福島市から飯舘村を通って南相馬に行った。
飯舘村は人通りもクルマのとおりもなく、住居があっても人は住んでおらず、パトロールのクルマだけが動いていた。SFのような世界。
田畑は耕作されておらず、緑が生い茂っているのでなんだか綺麗な草原のようだった。
緑に覆われた美しい山々は、今まさに山菜の季節に違いない。
いろいろな恵を与えてくれる大地が泣いているようだった。
夜、日本代表戦を見る。
アゼルバイジャンに2-0.
得点数は不満が残るものの、しかし久しぶりに日本の組織だった攻撃を見ることが出来た。やはり本田がいると心強い。
5月24日
宮城県の山元町へ行く。
東日本大震災の津波の被災地だ。
坂元駅に行ったがそれは駅の残骸だった。
ホームからは瓦礫の山が見えた。
駅前にも商店街があったはずだがその痕跡を探すのも難しかった。
トイレだけが残っていた。
5月26日
風邪を引いてしまって寝ていた。
浦和は終了間際に得点して1-0にしたのに、なんとロスタイムに同点にされてしまった。アウェイで勝点1は悪くはないけれど、後味の悪い終り方になってしまった。
今後に影響しなければいいのだけれど・・・