大型連休の思い出といえば渋滞と混雑だ。
まだ今のように自動車道路が整備されていない時代のことではあるが。
東京(豊島区)から黒姫山の麓まで12時間かかった。
飛行機ならヨーロッパのどこかしらに着いている。
同じく八ヶ岳山麓の奥蓼科まで8時間。
観光地へ行けば昼飯にありつくまで3時間4時間。
そんなだから大型連休に遠出するのが嫌になる。
それでなるべく近場に行くようにしている。
今年は丹沢の檜洞丸へ行こうとおもった。
大笄小笄のコイワザクラ。
それから早過ぎるとおもうけどシロヤシオの偵察と。
ところが犬越路を下りて用木沢出合から西丹沢VCまでの道が通行止めなのだった。
台風で破損した橋の付け替え工事で7月まで通れないらしい。
これではシロヤシオの季節になってもこの道は通れないのだった。
もちろん今も行くことが出来ない。
それでどうしたものかと考えて昨年の同じ愛鷹山の越前岳・呼子岳に行くことにした。
今年もイワカガミとコイワザクラだ。
出発地点は山神社駐車場。
渋滞を避けて朝6時に出発。
このコースは3回目だが過去2回は黒岳から越前岳・呼子岳だった。
しかし今年は逆コースを行ってみようと思った。
ところが山神社へ向かう車から見た富士山がとても綺麗だった。
あの富士山をいち早く見るためにはやはり黒岳からだなと思った。
逆コースだと富士山が雲に隠れてしまう恐れもあるからだ。
それで過去2回と同じ山神社コースへ。
新緑が眩しい。
避難小屋。
トイレの「小キジ」の言葉が懐かしい。
今はあまり使われていないが昔は山での男の小用の意味だった。
黒岳展望台からの富士山。
黒岳着7時。
期待通りの富士山。
宝永山がはっきりくっきり浮かび上がっていて嬉しい。
ただTanmaさんと来たときのようにな丹沢と箱根の景色がなかった。
木々の葉がそれらの景色を隠していた。
でもサンショウバラの木があった。
再び富士見峠に戻って再出発。
ミツバツツジ。
昨年は上に行けば沢山咲いているだろうと無視してしまった。
そしたら上の方では全然咲いていないのだった。
それで今年は片っ端から撮影。
鋸岳。
これは鋸展望台からではなく北白ガレンから。
同じところから位牌岳。
位牌岳と聞いて縁起でもないとおもう人もいる。
しかし火事や災害などで「位牌だけは持って逃げた」なんて話がある。
つまり位牌というのはとても大切なものなのだ。
ということは位牌岳もとても大切されていた山なのではなかろうか。
富士見台からの富士山はもう中腹に雲がかかっていた。
黒岳から来てよかった。
そしてこの富士見台富士山方向の藪が切り開かれていた。
こういうことをしてくれるとありがたい。
数十年ぶりに訪れた展望地が昔と違って木々が育って展望が利かないことが多い。
自然保護という名目があるかもしれないがたかが数平方メートルの木々だ。
それを切ったところで自然体系に影響が出ようもないだろう。
山頂に巨大建造物を建てられるのにわずかな木々を切らないのはおかしい。
越前岳には9時着。
海の上空に怪しげな雲。
越前岳・呼子岳間の尾根。
素晴らしく感じが良い。
さてイワカガミだが少し早かったようだ。
まだ固い蕾が多かった。
少しがっかり。
この斜面がイワカガミで埋め尽くされているのを期待していた。
次にコイワザクラ。
これは咲いていた。
けど昨年に比べて量が少ないように思える。
そこへひとりやってきて「あれれ」と言う。
「ここはもっと花で埋め尽くされてませんでしたっけ」と。
うむうむやっぱりそうだよなあ。
聞けばこの人も檜洞丸へ行こうとおもっていたのだという。
「そりゃどちらへ行ってもお会いしてたかもしれませんなあ、わはははは」
と陽気に笑う人だった。
そこへもうひとりがやって来て同じようなアクション。
このおふたりがまたお話で盛り上がったのでお先に失礼。
呼子岳着10時5分。
昨年はこの後でnobuさんと偶然お会いしたのだった。
今年はなんだか登山者そのものが昨年と比べて少ないようにおもう。
割石峠着10時20分。
涸れ沢を下って行く。
ところで今日はここまで行動食などを摂っていなかった。
黒岳山頂以降は休憩もしていなかった。
しかしこの涸れ沢で休憩するのはなあという気分。
小さな落石でも避けられそうもない。
それで少し広いところに出たらとおもって下り続けて小びろいところで休憩。
砂防ダム工事で作られたであろう林道跡を歩いていたら道が崩れていた。
ロープで河原に下りての迂回。
でも林道跡よりも歩き易かった。
途中から空には黒い雲が出て来て駐車場を前にしてとうとう雨降り。
駐車場に戻ったのは12時10分。
やはり昨年より駐車している車の数が少なかった。
イワカガミには少し早かったけど富士山も綺麗だったし南アルプスも遠望。
そして新緑の尾根を歩いて楽しい山歩きだった。
帰路も246号で少しノロノロ運転があったぐらいで渋滞もなかった。
そしてこの日の翌日にnobuさんが来ていたことをブログで知ることに。
私のブログと違って沢山の花がアップされていたのであった。
まだ今のように自動車道路が整備されていない時代のことではあるが。
東京(豊島区)から黒姫山の麓まで12時間かかった。
飛行機ならヨーロッパのどこかしらに着いている。
同じく八ヶ岳山麓の奥蓼科まで8時間。
観光地へ行けば昼飯にありつくまで3時間4時間。
そんなだから大型連休に遠出するのが嫌になる。
それでなるべく近場に行くようにしている。
今年は丹沢の檜洞丸へ行こうとおもった。
大笄小笄のコイワザクラ。
それから早過ぎるとおもうけどシロヤシオの偵察と。
ところが犬越路を下りて用木沢出合から西丹沢VCまでの道が通行止めなのだった。
台風で破損した橋の付け替え工事で7月まで通れないらしい。
これではシロヤシオの季節になってもこの道は通れないのだった。
もちろん今も行くことが出来ない。
それでどうしたものかと考えて昨年の同じ愛鷹山の越前岳・呼子岳に行くことにした。
今年もイワカガミとコイワザクラだ。
出発地点は山神社駐車場。
渋滞を避けて朝6時に出発。
このコースは3回目だが過去2回は黒岳から越前岳・呼子岳だった。
しかし今年は逆コースを行ってみようと思った。
ところが山神社へ向かう車から見た富士山がとても綺麗だった。
あの富士山をいち早く見るためにはやはり黒岳からだなと思った。
逆コースだと富士山が雲に隠れてしまう恐れもあるからだ。
それで過去2回と同じ山神社コースへ。
新緑が眩しい。
避難小屋。
トイレの「小キジ」の言葉が懐かしい。
今はあまり使われていないが昔は山での男の小用の意味だった。
黒岳展望台からの富士山。
黒岳着7時。
期待通りの富士山。
宝永山がはっきりくっきり浮かび上がっていて嬉しい。
ただTanmaさんと来たときのようにな丹沢と箱根の景色がなかった。
木々の葉がそれらの景色を隠していた。
でもサンショウバラの木があった。
再び富士見峠に戻って再出発。
ミツバツツジ。
昨年は上に行けば沢山咲いているだろうと無視してしまった。
そしたら上の方では全然咲いていないのだった。
それで今年は片っ端から撮影。
鋸岳。
これは鋸展望台からではなく北白ガレンから。
同じところから位牌岳。
位牌岳と聞いて縁起でもないとおもう人もいる。
しかし火事や災害などで「位牌だけは持って逃げた」なんて話がある。
つまり位牌というのはとても大切なものなのだ。
ということは位牌岳もとても大切されていた山なのではなかろうか。
富士見台からの富士山はもう中腹に雲がかかっていた。
黒岳から来てよかった。
そしてこの富士見台富士山方向の藪が切り開かれていた。
こういうことをしてくれるとありがたい。
数十年ぶりに訪れた展望地が昔と違って木々が育って展望が利かないことが多い。
自然保護という名目があるかもしれないがたかが数平方メートルの木々だ。
それを切ったところで自然体系に影響が出ようもないだろう。
山頂に巨大建造物を建てられるのにわずかな木々を切らないのはおかしい。
越前岳には9時着。
海の上空に怪しげな雲。
越前岳・呼子岳間の尾根。
素晴らしく感じが良い。
さてイワカガミだが少し早かったようだ。
まだ固い蕾が多かった。
少しがっかり。
この斜面がイワカガミで埋め尽くされているのを期待していた。
次にコイワザクラ。
これは咲いていた。
けど昨年に比べて量が少ないように思える。
そこへひとりやってきて「あれれ」と言う。
「ここはもっと花で埋め尽くされてませんでしたっけ」と。
うむうむやっぱりそうだよなあ。
聞けばこの人も檜洞丸へ行こうとおもっていたのだという。
「そりゃどちらへ行ってもお会いしてたかもしれませんなあ、わはははは」
と陽気に笑う人だった。
そこへもうひとりがやって来て同じようなアクション。
このおふたりがまたお話で盛り上がったのでお先に失礼。
呼子岳着10時5分。
昨年はこの後でnobuさんと偶然お会いしたのだった。
今年はなんだか登山者そのものが昨年と比べて少ないようにおもう。
割石峠着10時20分。
涸れ沢を下って行く。
ところで今日はここまで行動食などを摂っていなかった。
黒岳山頂以降は休憩もしていなかった。
しかしこの涸れ沢で休憩するのはなあという気分。
小さな落石でも避けられそうもない。
それで少し広いところに出たらとおもって下り続けて小びろいところで休憩。
砂防ダム工事で作られたであろう林道跡を歩いていたら道が崩れていた。
ロープで河原に下りての迂回。
でも林道跡よりも歩き易かった。
途中から空には黒い雲が出て来て駐車場を前にしてとうとう雨降り。
駐車場に戻ったのは12時10分。
やはり昨年より駐車している車の数が少なかった。
イワカガミには少し早かったけど富士山も綺麗だったし南アルプスも遠望。
そして新緑の尾根を歩いて楽しい山歩きだった。
帰路も246号で少しノロノロ運転があったぐらいで渋滞もなかった。
そしてこの日の翌日にnobuさんが来ていたことをブログで知ることに。
私のブログと違って沢山の花がアップされていたのであった。
コメント
コメント一覧 (6)
冬時期というのもありましたけど、確かに黒岳からの富士山は
大分窮屈そうに見えます。
イワカガミはもうちょっとでしたね~。
最近コイワザクラ見ていないので見たいです(^_^)
nobuさんの千里眼は凄いですからね~。
普通に見てたら気付かない場所も見つけていますよ(笑)
もろー
がしました
昼前頃に富士山の南東側に雲が湧いているのが見えました。
こちらは帰路R139の大渋滞にはまりました。(^-^;(芝桜)
朝のうちにキレイな富士山見られてよかったですね。
愛鷹山もご無沙汰しております。
もろー
がしました
去年は、呼子~越前の登山道でも数か所で見られたので少々消化不良でした。
でも、一番は天気ですよね
3日も4日も天気よくてハイキングには最適でしたね
檜洞丸の登山道通行止めはちょっとショックですね~
周回したいコースですもんね
もろー
がしました